「伊勢神宮」への参拝には、
いくつかの注意点があります。
ゆっくり回ると、かなり時間がかかりますので、
あらかじめ、どういう参拝をするのかをされた方が良いと思います。
また、参拝の仕方もあります。
参拝される時には、マナーとルールを守って参拝しましょう。
「伊勢神宮」の参拝時間
参拝時間は、
「外宮」では、
「正宮」のみ = 20分程度
「正宮」+「別宮」 = 40分~1時間
「内宮」では、
「正宮」のみ = 40分程度
「正宮」+「別宮」 = 1時間~2時間
ぐらいが目安となっているそう。
実際には、ゆっくり参拝すると、かなり時間がかかります。
混雑しているときは、倍以上の時間かもしれません。
駐車場が満車のときは、それ以上になることは必須です。
Back
参道の中央を歩くのは「NG」
参道では、真ん中は「神様」が通る道とされています。
歩くときは、参道の片側を歩くことが礼儀とされています。
「外宮」では、「左側通行」
「内宮」では、「右側通行」
と歩き方が分かれています。
参道にある「手水舎」の位置で、決められているそうです。
「新年」の混雑状況を見ると、ルールに納得してしまいます。
Back
「鳥居」の前では軽く「一礼」をする
「鳥居」の前で、軽く「一礼」をするのは、
「神域」に対する「礼儀」となります。
知らない人が、
人の家に、何も言わずに入るのが、失礼でしてはいけない事と同じように、
「神様」のお住まいに入る時には、
「挨拶」の代わりに、「一礼」をします。
Back
正しい「手水舎(てみずや)」での作法
「手水舎(てみずや)」では、
「柄杓(ひしゃく)」ですくった、「1杯」の水で、下記の「お清め」を行います。
・「右手」で「ひしゃく」を持ち、水をすくい、「左手」を清める
・「左手」に「ひしゃく」を持ち替え、「右手」を清める
・「ひしゃく」を「右手」に持ち替え、「左手」に水を注ぎ、「口」をすすぐ
・「左手」を清める
・「ひしゃく」を立てることで、柄の部分に水を流し、「ひしゃくの柄」を洗い清める
・「ひしゃく」を元に戻す。
以上の作業を行い、
「ひしゃく1杯分」のお水で、身を清めます。
「手水舎(てみずや)」での、この「清め」動作は、
お参り前の「禊ぎ(みそぎ)」を簡略化したものと言われています。
Back
「正宮」前ぐらいからは「撮影禁止」
「正宮」の手前ぐらいには、「ここから撮影禁止」の看板があります。
神様の居所になるので、
礼儀を守ってお参りします。
Back
「正宮」では、「感謝」、第一別宮では、「願い事」
「伊勢神宮」を参拝するときには、
「正宮」では、感謝を伝える場。
「第一の別宮」では、「個人的な願い事」を伝える場。
とされているそうです。
「正宮」には、
「御祭神」の「穏やかな面」の「魂」である「和魂(にぎみたま)」が祀られていて、
「第一の別宮」には、
「御祭神」の「荒々しい活動的な面」の「魂」である「荒魂(あらみたま)」が祀られているとのこと。
「内宮」の「第一の別宮」は、「荒祭宮」
「外宮」の「第一の別宮」は、「多賀宮」
新しいことを始める際には、
「荒々しい活動的な面」の「魂」である「荒魂(あらみたま)」が祀られている
「第一の別宮」を参拝するのが良いと言われているそうです。
Back
「礼拝」の仕方は、「二拝 二拍手 一拝」
「神様」に参拝する「礼儀作法」があります。
「礼儀作法」の方法は、
・身なりを整える
・「神前」に進み、姿勢を正す
・腰を90度にし、深く二度「礼(お辞儀)」をする
・胸の高さで両手を合わせ、右手の指先を少し下にずらす
・肩幅程度に両手を開き、二度「柏手」を打つ
・ずらした指先を戻し、手を合わせたまま、心な中で「感謝・願い事」をする
・最後にもう一度「礼(お辞儀)」をする
となります。
「御神前」では、
「感謝の心」「おかげさまの心」を捧げてお参りをする。
Back
「五十鈴川」の「御手洗場」で心身を清める
「内宮」では、
「手水舎」のすぐ近くに、「五十鈴川」の近くに降りれる場所があります。
「五十鈴川」での「御手洗場」となっており、
「五十鈴川」の清流でも、心身を清めることができるようになっています。
綺麗な水の「五十鈴川」に「手」を浸し、「心」を清らかにし、「正宮」への参拝に向かいます。
季節ごとに、
「五十鈴川」の水面に、自然が映り込み、綺麗な風景を見ることもできます。
Back