「熱田神宮」は、
113年(景行天皇43年)に、
「日本武尊」が亡くなった時に、
妻「宮簣媛命(みやすめひめみこと)」が、三種の神器の一つ「草薙の剣」を
熱田の地に祀ったことから始まった
創祀1900年の歴史を持つ神社。
1860年(明治元年)に、
「熱田神社」という社名が、
現在の神宮号「熱田神宮」へと名称が変更になった。
「三種の神器」の一つ「草薙の剣(くさなぎのつるぎ)」を
祀っている事でも知られています。
「三種の神器」は、
「天照大神(あまてらすおおみかみ)」が授けられた
・「鏡」= 咫の鏡(やたのかがみ))
・「玉」= 八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
・「剣」= 草薙の剣
の3つを意味する。
「熱田神宮」に祀られているのは、
「剣」の「草薙の剣(くさなぎのつるぎ)」です。
「日本武尊(やまとたけるのみこと)」は、
父の「景行天皇(けいこうてんのう)」から
「草薙の剣(くさなぎのつるぎ)」を授かり、
東国へと戦いに出かけ、戦いの中、病に倒れ、
「草薙の剣(くさなぎのつるぎ)」を「名古屋市緑区大高町火上山」に置いたまま、
「三重県亀山市能褒野(のぼの)」の地で亡くなったと言われています。
その後、
「日本武尊(やまとたけるのみこと)」のお妃「宮簣媛命(みやすめひめみこと)」が、
「草薙の剣(くさなぎのつるぎ)」を熱田の地に祀ったという伝説が残っている。
「熱田神宮」の御祭神は、
「草薙の剣」をはじめ、「三種の神器」を授けた
「天照大神(あまてらすおおみかみ)」が祀られている。
「熱田神宮」には、
「相殿神(あいどのしん)」という「五神」を祀っていて、
・天照大神(あまてらすおおみかみ)
・素戔嗚尊(すさのおのみこと)= 天照の弟
・日本武尊
・宮簣媛命(みやすめひめみこと)= 「日本武尊」のお妃
・建稲種命(たけいなだねのみこと) = 「宮簣媛命」の兄
の「五神」を「相殿神(あいどのしん)」として祀っています。
「素戔嗚尊」は、
「天照大神(あまてらすおおみかみ)」の弟で、
「ヤマタノオロチ」を退治した勇猛な神。
「建稲種命」は、
「日本武尊」の妃「宮簣媛命」の兄で、
「日本武尊」とともに東国の戦に行き、その途中で亡くなった神で、
尾張地方の「繁栄の神」として祀られている。
「熱田神宮」には、
古くから「皇室」とのゆかりがあり、
「皇室」「将軍」「藩主」「一般篤志家」から、
様々なものが寄贈されてきたので、
「6000点」近くのものが所蔵されており、
「国宝」「重要文化財」に指定されたものは、「177点」。
「刀剣」類は特に多く、見事な「名刀」も所蔵されている。
「熱田神宮」の「宝物館」では、
所蔵されている一部を見学できるようになっているそうです。
1560年(永禄3年)に、
「織田信長」が奉納した土塀「信長塀」は、
現在も境内にある。
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