旅メモ
旅メモ【日本編】





「温泉」とは

「日本三名泉」とは







はじめに



「日本」には、
「約3000ヵ所」近い「温泉地」があるそう。

管理されていなかったり、
なくなってしまった「温泉地」がある一方で、
新たに見つかった温泉地などもあるそう。

「源泉」の総数は、
「約2万8千か所」近くもあるそうです。


「源泉総数」では、
「大分県」が、
断トツの「トップ」で「約5000ヵ所」程あるそう。
「2位」の「鹿児島県」は、「約2700か所」ほど。


「大分県」は、
「湧出量」も多く、「毎分約30万リットル」。
「北海道」の「湧出量」は、「約20万リットル」。



日本の「温泉大国」は、「大分県」となっている。


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「温泉」とは


「温泉」は、
「地面」の深い場所から湧き出る、暖かい水」というイメージがあるが、
きちんと、「法律」で定められた「定義」がある。


「日本の温泉」は、
「温泉法」という「法律」によって、
しっかりと定義されている。



「温泉法」による「温泉の定義」

「地中」から湧出する

・温水
・鉱水
・水蒸気
・「炭化水素」を主成分とする「天然ガス」を除く「その他のガス」

のことをいい、

・地中から湧出した時の温度が「25℃以上」
・「25℃未満」の場合、別表の物質(19項目のうちいずれかひとつ以上)が規定量含まれていること

という条件を満たしているものを「温泉」という。


「定義」を満たしていれば、
「水蒸気」「ガス」も「温泉」となる可能性がある。



「温泉の定義」となる「別表①」

項目内容
温泉源から採取されたときの温度
温度摂氏25℃以上
含有物質(以下に掲げるもののうち、いずれか1つ以上)
物質名含有量(1㎏中)
溶存物質(ガス性のものを除く)総量1,000㎎以上
遊離炭酸(CO2)250㎎以上
リチウムイオン(Li+)1㎎以上
ストロンチウムイオン(Sr2+)10㎎以上
バリウムイオン(Ba2+)5㎎以上
フェロ又はフェリイオン(Fe2+,Fe3+)10㎎以上
第一マンガンイオン(Mn2+)10㎎以上
水素イオン(H+)1㎎以上
臭素イオン(Br–)5㎎以上
沃素イオン(I–)1㎎以上
ふっ素イオン(F–)2㎎以上
ヒドロひ酸イオン(HAsO42-)1.3㎎以上
メタ亜ひ酸(HAsO2)1㎎以上
総硫黄(S)〔HS–+S2O32-+H2Sに対応するもの〕1㎎以上
メタほう酸(HBO2)5㎎以上
メタけい酸(H2SiO3)50㎎以上
重炭酸そうだ(NaHCO3)340㎎以上
ラドン(Rn)20(百億分の1キュリー単位)以上
ラジウム塩(Raとして)1億分の1㎎以上


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「療養泉」の「定義」


「療養泉」の「定義」

療養泉とは、環境省が温泉の成分分析のために定めた「鉱泉分析法指針」のなかで、温泉(水蒸気その他のガスを除く。)のうち、「特に治療の目的に供し得るもの」として、別表②の温度又は物質を有するものと定義されています。

「療養泉」の「定義」となる「別表2」

温泉源から採取されたときの温度
温度摂氏25度以上
含有物質(下記に掲げるもののうち、いずれかひとつ)
物質名含有量(1㎏中)
溶存物質(ガス性のものを除く)総量1,000mg以上
遊離二酸化炭(CO2)1,000mg以上
総鉄イオン(Fe2++Fe3+)20mg以上
水素イオン(H+)1㎎以上
よう化物イオン(I–)10mg以上
総硫黄(S)〔HS–+S2O32-+H2Sに対応するもの〕2㎎以上
ラドン(Rn)30(百億分の1キュリー単位)以上


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