旅メモ
旅メモ【日本編】





「うなぎ」とは

「うなぎ」とは








はじめに



「日本」の美味しい料理の一つ「ウナギ料理」。

「ウナギ料理」で1番知られているのは、
美味しくて人気な「うな重」。


「愛知県 名古屋」の御当地グルメ「ひつまぶし」も、
人気の「ウナギ料理」の一つ。


「うな重」の美味しさと、 食べ方にアレンジができて、
「薬味」「だし汁」で、
味の変化も楽しめるのが、
「ひつまぶし」の魅力。


Back

「日本」の「うなぎ店Map」



日本各地の美味しそうな「うなぎ店」の「旅Map」。

日本の美味しい「うなぎ料理」。
代表的なのは、
美味しい「うな重」「ひつまぶし」が、
とても人気。

「ひつまぶし」は、
「愛知県 名古屋」の「御当地グルメ」の一つ。

とても美味しいので、
「名古屋」では、
外すのが難しい、
訪れたら食べたい「旅グルメ」。


Back

「うなぎ」とは



「うなぎ」は、
「ウナギ科ウナギ属」に属する「魚類」の「総称」。
世界中の、
「熱帯」から「温帯」エリアに分布する。
世界では「19種類」の「うなぎ」が確認されており、
そのうち、「食用」となるのは「4種類」が確認されているらしい。


「日本」で「食用」として
食べられている「ウナギ」は、
「ニホンウナギ」で、
「蒲焼」「鰻丼」「うな重」などの調理方法は、
「ニホンウナギ」をベースに考案されている。

「ニホンウナギ」と呼ばれているのは、
「アンギラ・ジャポニカ種」。


江戸時代には、
「ウナギ」が食べられており、
「土用の丑の日」に「ウナギ」が食べられるようになったのは、
「季節外れ」で食べられない「ウナギ屋」のために、
「ウナギ」を食べる「習慣」を根付かせるように工夫して、
江戸時代の学者「平賀源内」が考案した日と言われている。


Back

「うなぎ」の「食べ方」



「うなぎ」の「食べ方」には、
一般的に、

・うなぎの蒲焼き
・うなぎの白焼き
・うな重
・ひつまぶし
・うな丼

などがある。


最も一般的なのは、
「うな重」で、
「ご飯」に「うなぎ」を載せているスタイル。
「うなぎ」と言えば「うな重」を意味することが多い。



「うなぎ」の「食べ方」一覧

食べ方発祥地説明

うなぎの蒲焼き
静岡県 「うなぎの蒲焼き」は、 「うなぎ」を捌き、開いた状態にし、
最終的に「タレ」をつけた状態で、焼き上げたモノを「うなぎの蒲焼き」という。
定番の食べ方。
タレをつけないものは「白焼き」という。 「タレ」は、「しょうゆ」「みりん」「砂糖」「酒」などで作られる。

「うなぎの蒲焼き」は、農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」にも選定されている。

「関東地方」では、一度蒸してから焼くのが主流。
「関西地方」では、蒸さずに、そのまま「香ばしく」なるように焼き上げるのが主流。

うなぎの白焼き
静岡県 「うなぎの白焼き」は、 「うなぎ」を捌き、開いた状態にし、
最終的に「タレ」をつけない状態で、焼き上げたモノを「うなぎの白焼き」という。
「タレ」を付けていたら「うなぎの蒲焼き」といい、
「タレ」を付けずに焼き上げていたら「うなぎの白焼き」という。

鰻重(うなじゅう)
静岡県 「鰻重(うなじゅう)」は、
「お重」と呼ばれる「長方形」の「箱型」の「入れ物」に、
ご飯を敷き詰め、「うなぎの蒲焼き」を乗せたもの。
「重箱」で提供される料理。
「うなぎ」というば、「鰻重」と認識されるほど、M知名度が高く、
「うなぎの蒲焼き」とならぶ並ぶ「王道の食べ方」。

「鰻重」のメニューには、「松・竹・梅」「並・上・特上」などがあるが、
「うなぎの質」ではなく、「うなぎの量」の違い。
「頭」「尻尾」などの部位を味わいたい方は「松」「特上」などの上位にすると全身が含まれている。
「静岡県」の「老舗店」では、ほとんどが「鰻重」を提供している。

うな丼
「うな丼」は、
「鰻重」を「重箱」「お重」ではなく、「丼ぶり」に盛り付けたもの。

ひつまぶし
愛知県 「ひつまぶし」は、「愛知県名古屋市」の「御当地グルメ」の一つで、
「名古屋」の「名物料理」となっている。
「うなぎの蒲焼き」を、大き目に刻んだものを
「うな重のお重」ではなく、「ご飯のお櫃」に、ご飯と共に盛り付け、
「お茶碗」によそって、そのまま食べたり、混ぜたり、「ネギ」「わさび」「のり」などの「薬味」を加えたり、
最後は、「薬味」に「だし汁」や「お茶」を掛けて「お茶漬け」のようにして食べる。
独特な美味しい食べ方が人気で、全国的に「ひつまぶし」が広まっている。


Back

「ひつまぶし」とは



「ひつまぶし」は、
「愛知県 名古屋」の「御当地グルメ」の一つ。


「蒲焼き」にした「ウナギ」を
「2cmぐらい」の「幅」に切り分け、
「お櫃(おひつ)」などに、
白い「ご飯」を盛り、
その上に、カットした「ウナギ」を乗せて盛り付ける。


食べる際は、
「茶碗」に、食べる分だけ取り分け、
そのまま食べるか、「薬味」「出汁」をかけて、
好きにアレンジしながら食べるのが、
「ひつまぶし」スタイル。

一般的には、
「ワサビ」「刻み海苔」「刻みネギ」などが、
「薬味」として添えられていることが多い。


「ひつまぶし」の発祥地は、
実は「三重県」だとも言われている。
「釣り人」への
「ウナギ」の「出前」をする時に、
「お櫃」に、
複数人分の「うな丼」を盛り付け、
とりわけて食べるようにして、
渡したことが始まりらしい。


次第に、
味の変化を求め、
「薬味」「出汁(お茶など)」を使って、
変化をつけて食べる「ひつまぶし」が定着したとされている。




Back

「ウナギ」の「松」「竹」「梅」は「質」ではなく「うなぎの量」の違い


「ウナギ」のメニューで、
「うな重」「うな丼」「ひつまぶし」で、
「松」「竹」「梅」を選べるようになっていることが多い。


「松」「竹」「梅」の違いは、
「うなぎの質の違い」ではなく、
「うなぎの量」の違い。

「松」「竹」「梅」は、
載せられている「うなぎの量」が、

「梅」=うなぎ0.5匹
「竹」=うなぎ1匹
「松」=うなぎ1.5匹

となっている。


「うなぎ」の「頭部」「尻尾」に近い部分を食べたい場合は、
「竹」「松」をオーダーする。
「梅」の場合は、
「頭部」「尻尾」に近い部分が切り落とされて、「腹部分」の中心が出てくることが多い。


Back

「ウナギ」を食べる「土用の丑の日」とは


「ウナギ」を食べる「土用の丑の日」は、


「土用」は、
ある特定の日ではなく、
その年で変わる
季節の変わり目である「立夏」「立秋」「立冬」「立春」の
それぞれの直前「約18日間」のことを言う。

「土用」は、
季節ごとに、
それぞれ「春の土用」「夏の土用」「秋の土用」「冬の土用」
と呼ばれることもある。


「立秋」が、「8月7日」の場合、
「7月20日~8月6日」が「夏の土用」となる。


「年」に「4回」ある「土用」だが、
近年では、 「土用」といえば「立秋前の土用」のことで、
「夏の土用」と言われる。



「丑の日」は、
「干支」が「日」に当てはめられていて、
「丑」の干支が当てはまった日のことを言う。
「カレンダー」などには、
「干支日」が記載されていることある。
「丑」が入っている
「乙丑」「丁丑」「己丑」「辛丑」「癸丑」の
いずれかの日を「丑の日」と呼ぶ。



「土用の丑の日」に「ウナギ」が食べられるようになったのは、
「季節外れ」で食べられない「ウナギ屋」のために、
「ウナギ」を食べる「習慣」を根付かせるように工夫して、
江戸時代の学者「平賀源内」が考案した日と言われている。

とはいっても、
「店先」に、
「本日、土用の丑の日」
と掲げただけ。
話題となって、
周辺の「うなぎ店」が真似を始めて広まったらしい。
それが、
「土用の丑の日」=「ウナギ」が定着したきっかけ。


もともと、
節の変わり目である「土用」に、
「栄養のある旬のもの」を食べ、
「養生」すると言う習慣があったことも、
「土用の丑の日」=「ウナギ」が定着する下地となった。



「土用」の日 一覧

季節食べ物
土用の戌の日「い」がつく食べ物 or 「白い食べ物」
土用の丑の日「う」がつく食べ物 or 「黒い食べ物」
土用の辰の日「た」がつく食べ物 or 「青い食べ物」
土用の未の日「ひ」がつく食べ物 or 「赤い食べ物」


Back

「ウナギ」の「旬」は「冬」


「土用の丑の日」のおかげか、
「ウナギ」には、
「夏」のイメージを持つ人も少なくないが、
「ウナギ」の「旬」は、「冬」。

「天然うなぎ」は、「5月~11月」頃に「旬」を迎えると言われている。
「養殖うなぎ」は、
「季節」を問わずに出荷できるようになっているので、
「旬」という概念が希薄になっている。


だが、
「うなぎ」には、冬眠する習性があり、
水温が下がる季節になると、体に脂を蓄える体質。

「冬」になると、
「ウナギ」の「身」は、「脂」がのり、
とても美味しくなる。
「天然うなぎ」は、「冬」に食べるのが、
最も「美味しい」とされているらしい。


Back