いつ、どこで、誰が選出したかが、
すべて不明らしいが、
昔から広く知られている「日本三大夜景」。
「日本三大夜景」には、
Address : 〒040-0000 北海道函館市函館山
Address : 〒657-0104 兵庫県神戸市灘区 摩耶山
Address : 〒852-8012 長崎県長崎市淵町
の「3か所」が選出されている。
いずれの町も、
「1859年」に日本とアメリカとの間で結ばれた
「日米修好通商条約」により開港した港町「函館」「新潟」「横浜」「神戸」「長崎」
に含まれている。
開港後に、都市の人口も増え、港として町が発展したことにより、
綺麗な明かりが灯った夜景が構成された。
選出されていない「新潟」「横浜」は、
町を一望できる「山」がなく、
そのために、「夜景」が知られなかったと言われているそう。
「横浜みなとみらい」の高層ビルから見る夜景は、
確かに綺麗。
函館(函館山)
北海道函館市にある「函館山」から見える
「日本三大夜景」に選出されている「函館」だが、
「ナポリ」「香港」と一緒に、「世界三大夜景」にも選出されている。
「函館山」は、
函館市街の南西にそびえる「高さ334m」の山。
函館の街から函館山を見ると、「牛」が寝そべっている姿に似ていることから「臥牛山」とも呼ばれている。
函館市街ののシンボルとなっている。
函館山から見える風景は、
海岸線が、函館の街を挟み込むように湾曲しているのが特徴で、
くびれのある姿が美しく、
夜になると街のあかりがとてもきれいに見える。
他の町でも、
夜景が見える場所はありますが、
海岸線などの地理的なシルエットが綺麗な街は、
それほど多くなく、
「函館」の夜景は、地理的要因も珍しいものとなっている。
神戸(摩耶山)
兵庫県神戸市にある
神戸の港にそびえたつ「六甲山地」にある「摩耶山」。
いくつかの展望台の一つで、
摩耶山の展望台「掬星台」は、「手で星を掬う」が由来。
「摩耶山」からは、
「神戸ポートタワー」「六甲アイランド」「神戸大橋」などの
「ベイエリア」が一望でき、「神戸市街」「神戸空港」を中心に、
「大阪市街」までを眺めることができる。
「関西国際空港」も見えるそう。
見える風景の範囲がとても広い。
長崎(稲佐山)
長崎県長崎市の町の西側にある「高さ333m」の「稲佐山」は、
長崎の港町を一望できる展望スポット。
「稲佐山」の「高さ333m」は、
「東京タワー」と同じ高さで、
山頂には電波塔が建ち、夜はライトアップされている。
「稲佐山」を見上げても綺麗だが、
町を一望する風景は、もっと美しい。
長崎の夜景は、
「港」を中心に街明かりが広がり、
周囲を囲んでいる山々が暗く、
コントラストに富んでいる。
長崎は、「坂」の街。
山の斜面に広がる「灯り」の様子が、
「長崎」らしい夜景となっている。
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