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【Pet Foods】「犬」に「お酒」は「NG」

【Pet Foods】
「犬」に「お酒」は「NG」







はじめに



「犬」は、
「アルコール」を分解する「アルコール分解酵素」が少ないので、
「お酒」をあげると死んでしまう可能性がある。


では、一体、
「アルコール」での「致死量」は、どれくらいなのか?
少し舐めただけで、危険なのか? どれくらい飲んだら、危ないのかを把握しておく必要があると思い、
情報をまとめてみました。


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「アルコール」での「犬の致死量」



「犬」の「アルコール」での「致死量」は、
「体重1kg」あたり「95%アルコール」が「約5.5~6.5ml」程度
と言われているとのこと。


「お酒」の「アルコール濃度」

酒類アルコール濃度
ビール4%~7% 程度
ワイン12%~16% 程度
白ワイン5%~14% 程度
ウイスキー40%~55% 程度
日本酒14%~18% 程度
焼酎25%~35%程度


「お酒」に換算すると、下記の表のようになる。

アルコール濃度お酒の酒類1kg5kg10kg20kg
100%アルコール-約5.225ml約26.125ml約52.25ml約104.5ml
95%アルコール-約5.5ml約27.5ml約55ml約110ml
5%(ビール)約104.5ml約522.5ml約1045ml約2090ml
10%(ワイン)約52.2ml約261ml約522ml約1044ml
15%(日本酒)約34.8ml約174ml約34.8ml約696ml
20%(焼酎)約26.1ml約130.5ml約261ml約522ml
30%-約17.4ml約87ml約174ml約348ml
40%(ウィスキー)約13.0ml約65ml約130ml約260ml
50%(ウィスキー)約10.4ml約52ml約104ml約208ml
60%-約8.7ml約43.5ml約87ml約174ml



「小型犬」ぐらいなら、
「体重」が「約5kg~10kg」程なので、
「ビール」であれば、「約522ml~1045ml」ほど飲んでしまうと、
「致死量」となる。

「体重50kg」に換算すると、
「約5.2L」も飲むと死んでしまうという結果に。。。。。
人で考えると、結構、お酒に強い人レベルなのかも。。。。

だが、
逆で考えると、
人が「5Lのお酒」を飲むのと同じ効果が、
「犬」には「500ml」にあるということ。
散歩の後に飲む水は、「100ml」ほどなので、
人には「1L」に相当する量になる。

ちょこっと上げたレベルの「100mlのビール」は、
「人の 1L のビール」に相当する。
だから、犬に「お酒」をあげるのは危険。
「1舐め」で、「350ml缶のビール1本」に相当する可能性もある。


数字で見ると、
「犬」には「お酒」をあげない方が良さそう。。。

「お酒」をあげる時は、
しっかりとした知識が必要。


「お酒」などの反応は、
「個体差」があり、「人」と一緒で、弱い犬もいれば、強い犬もいる。
反応を見て、重症だったら、「動物病院」などに相談して、
対処した方が良い。



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「犬」の「ビール100ml」は、「人」の「ビール1L」に相当する


「犬」の「ビール100ml」は、「人」の「ビール1L」に相当する。


「犬」の「アルコール」での「致死量」は、
「小型犬」ぐらいなら、
「体重」が「約5kg~10kg」程なので、
「ビール」であれば、「約522ml~1045ml」ほど飲んでしまうと、

「体重」が「約50kg~100kg」程なので、
「ビール」であれば、「約5220ml~10450ml」ほど飲んでしまう。
単位を変えると「約5.22リットル~10.45リットル」。

かなりの「大酒飲み」が飲む量になる。

「体重5kgの犬」が、
「ビール100ml」を飲むと、「人」が「ビール1L」を飲むのと同じになる。

「犬」の「1舐め」が「15ml」だとすると
「犬」が「ビールを2舐め」すると、「350ml缶ビール1本」ぐらいを飲んだことになる。

お酒が弱い人なら、「350ml缶ビール1本」でも十分に酔っぱらう量。
ちょっと危険な臭いがしてくる。


「ビール」だけでなく、
「日本酒」「ワイン」「焼酎」「ウィスキー」などなら、
「犬の1舐め」でも、危険だとわかる。

「アルコール濃度」が高い「お酒」は、
愛犬が舐めないように気を付けた方が良い。


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「犬」が「アルコール」を飲んだときの「症状」


「犬」が、「アルコール(お酒)」を飲むと、
「人」と同じように、酔っぱらった症状が出てくる。


「犬」は、
「アルコール」を分解する「アルコール分解酵素」が少なく、
体内で、「アルコール」を分解するのに、時間がかかる。
少量でも、体内に「アルコール」が長時間にわたり残留する。
故に、
「酔いやすく」「中毒症状」を起こしやすい。


「臓器」への負担も大きく、
「肝臓」には、特に大きな負担がかかり、
「肝機能障害」を引き起こす可能性が高くなる。

「脳」「神経系」にも悪影響をお与え、
「呼吸困難」「昏睡状態」に陥る可能性もある。



「犬」が「アルコール」を飲んだ時に出る「症状」

■ 運動失調: ふらふらと歩く、よろめく
■ 反射減退: 普段の反応が鈍くなる
■ 行動の変化: 興奮状態、抑うつ状態
■ 嘔吐、下痢
■ 呼吸困難
■ 昏睡



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「愛犬」が「アルコール(お酒)」を飲んでしまった時の「対処方法」


「人の体重」に換算して、
「350ml缶ビール1本」を越える量の「飲酒」をしてしまった場合は、
「愛犬」の状態を注意深く観察し、
異常が出ていないかを、観察することが必要。

症状が出ていたら、「動物病院」の受診も視野に入れて動くことを忘れないようにする。
人に換算して、「ビール1L」以上の「飲酒」を、「愛犬」がしてしまった場合には、
すぐに「動物病院」などを受診した方が良い可能性が出てくる。



もし「犬」が「アルコール」を大量に飲んでしまったら

■ 落ち着いて状況を判断: どのくらいの量を飲んでしまったのか、どのような状態なのかを確認する。
■ 獣医師に連絡: すぐに動物病院に連絡し、指示を仰ぐ。
■ 吐かせない: 犬を無理やり吐かせようとすると、気道に食べ物や液体が入り込む危険性がある。獣医師の指示がない限り、吐かせない。
■ 「病院」へ連れて行く: 獣医師の指示に従い、できるだけ早く動物病院へ連れて行く。

などの行動をとる必要がある。


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「愛犬」に「アルコール(お酒)」を飲ませないようにする「対策」


「愛犬」に「アルコール(お酒)」を飲ませないようにする「対策」は、
日頃から、
下記のような「対策」を行う必要がある。

・犬が届かない場所にアルコール飲料を置く
・「リード」につなぐ
・「ゲージ」に入れる
・「部屋」に入れない


「お酒」を飲むときには、
「犬」と「お酒」の知識をしっかりと学習した方が良い。


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過剰な「飲酒」をした時に「病院」でできること


「愛犬」が、
「アルコール」「お酒」を過剰に飲んでしまった時に、
「動物病院」ができることは、

治療方法説明
胃洗浄 「飲酒後」で間もない場合、
「胃洗浄」で、胃の内容物を洗い出すことで、アルコールの吸収を抑えることが可能。
口からチューブを通して胃の内容物を洗い出す。
活性炭投与 「活性炭」は、アルコールなどの有害物質を吸着する効果がある。
アルコール中毒の初期段階で投与することで、症状の悪化を防げる可能性がある。
輸液療法 「アルコール」には、利尿作用があるため、「脱水症状」を引き起こす可能性がある。
「輸液療法」では、「水分」「電解質」を補給し、「脱水症状」を「防止」「改善」する。
薬物療法 「アルコール中毒」の症状に応じて、「吐き気止め」「鎮静剤」「抗けいれん薬」などの薬物を使用する。
人工透析 「重度のアルコール中毒」の場合、
「人工透析」をすることで、血液中の「アルコール濃度」を急速に低下させる。
対症療法 「呼吸困難」「意識障害」など、アルコール中毒によって引き起こされた症状に対して、それぞれの症状に応じた治療が行われる。

などがある。

「アルコール中毒」は、
「人」だけでなく「犬」にも危険な状況なので、
自己判断をせず、「専門知識」を持つ「動物病院」を受診すること。
「内蔵」への負担が大きくなるので、
同時に、他の臓器への対策が必要になる事もあるそう。

症状が出ている場合は、
時間経過と共に、
「アルコール」が吸収され、悪化することも想定される。
すぐに「動物病院」を受診するようにした方が良い。

「飲酒」した「量」が多かったり、
「量」がわからない場合は、
「動物病院」に、すぐに連絡するのがベスト。


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「過剰な飲酒」は、時間経過と共に「悪化」する傾向がある


「犬」が「アルコール」「お酒」を、
過剰に飲んで締まった場合、
「時間」が経過するごとに、「悪化」すると考える。


「飲酒」は、
「飲むだけ」では、悪影響はないが、
「体内」に吸収された時に、
「身体」への「影響」が出る。


「胃袋」で、「アルコール」が吸収されるのに、
少し時間がかかるので、
「飲酒」の直後より、
少し時間が経過したときの方が、症状が悪化する傾向がある。


「飲酒」してすぐに、「症状」が悪い場合は、
更に「悪化」する可能性が高いので、
すぐに、「動物病院」を受診した方が良い。


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