コンパイルコマンド | 解説 |
csc オプション ファイル名.cs | 基本コンパイルコマンド |
csc ファイル名.cs |
ファイル名.cs をコンパイルして ファイル名.exe を作成。
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csc /target:library ファイル名.cs |
ファイル名.cs をコンパイルして ファイル名.dll を作成。
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csc /out:指定ファイル名.exe ファイル名.cs |
ファイル名.cs をコンパイルして 指定ファイル名.exe を作成。
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csc /define:DEBUG /optimize /out:指定ファイル名.exe *.cs |
最適化を有効にし、DEBUG シンボルを定義して、現在のディレクトリにあるすべての C# ファイルをコンパイルして、指定ファイル名.exe が出力される。
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csc /target:library /out:指定ファイル名.dll /warn:0 /nologo /debug *.cs |
現在のディレクトリにあるすべての C# ファイルをコンパイルして、デバッグ バージョンの 指定ファイル名.dll を作成。 ロゴや警告は表示されない。
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csc /target:library /out:指定ファイル名.xyz *.cs |
現在のディレクトリにあるすべての「C#」ファイルをコンパイルし、指定ファイル名.xyz (DLL) に出力する。
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最適化 |
/filealign | 出力ファイル内のセクションのサイズを指定する。 |
/optimize | 最適化を有効または無効にする。 |
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出力ファイル |
/doc | 処理されたドキュメントのコメントが書き込まれる XML ファイルを指定する。 |
/out | 出力ファイルを指定する。 |
/pdb | .pdb ファイルの名前と場所を指定する。 |
/platform | 出力プラットフォームを指定する。 |
/preferreduilang | コンパイラ出力用の言語を指定する。 |
/target | 6 つのオプション (/target:appcontainerexe、/target:exe、/target:library、/target:module、/target:winexe、/target:winmdobj) のいずれかを使用して、出力ファイルの形式を指定する。 |
/modulename:<string> | ソース モジュールの名前を指定する。 |
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.NET Framework アセンブリ |
/addmodule | このアセンブリを構成する 1 つ以上のモジュールを指定する。 |
/delaysign | 公開キーを追加し、アセンブリには署名しないでおくようコンパイラに指示する。 |
/keycontainer | 暗号化キー コンテナーの名前を指定する。 |
/keyfile | 暗号化キーを格納するファイル名を指定する。 |
/lib | /reference で参照されるアセンブリの場所を指定する。 |
/nostdlib | 標準ライブラリ (mscorlib.dll) をインポートしないようコンパイラに指示する。 |
/reference | アセンブリが格納されているファイルからメタデータをインポートする。 |
/analyzer | このアセンブリからアナライザーを実行します (短縮形: /a)。 |
/additionalfile | コードの生成に直接影響はないが、エラーまたは警告を生成するためにアナライザーが使用できる追加のファイルを指定する。 |
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デバッグ/エラー チェック |
/bugreport | バグを簡単に報告するための情報を含むファイルを作成する。 |
/checked | データ型の境界をオーバーフローする整数演算で、実行時に例外を発生させるかどうかを指定する。 |
/debug | デバッグ情報を生成するようコンパイラに指示する。 |
/errorreport | エラー報告の動作を設定する。 |
/fullpaths | コンパイラ出力に含まれるファイルの絶対パスを指定する。 |
/nowarn | 指定した警告がコンパイラで生成されないようにする。 |
/warn | 警告レベルを設定する。 |
/warnaserror | 警告をエラーに昇格する。 |
/ruleset:<file> | 特定の診断を無効にするルールセット ファイルを指定する。 |
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プリプロセッサ |
/define | プリプロセッサ シンボルを定義する。 |
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リソース |
/link | 指定したアセンブリ内の COM 型情報をプロジェクトで使用できるようにする。 |
/linkresource | マネージ リソースへのリンクを作成する。 |
/resource | .NET Framework のリソースを出力ファイルに埋め込む。 |
/win32icon | 出力ファイルに挿入する .ico ファイルを指定する。 |
/win32res | 出力ファイルに挿入する Win32 リソースを指定する。 |
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その他の指定 |
@ | 応答ファイルを指定する。 |
/? | stdout にコンパイラ オプションの一覧を表示する。 |
/baseaddress | DLL を読み込む位置に推奨されるベース アドレスを指定する。 |
/codepage | コンパイルですべてのソース コード ファイルに使用するコード ページを指定する。 |
/help | stdout にコンパイラ オプションの一覧を表示する。 |
/highentropyva | 実行可能ファイルが ASLR (Address Space Layout Randomization) をサポートするように指定する。 |
/langversion | 言語バージョンのモード (ISO-1、ISO-2、3、4、5、6、または Default) を指定する。 |
/main | Main メソッドの場所を指定する。 |
/noconfig | csc.rsp でコンパイルにしないようコンパイラに指示する。 |
/nologo | コンパイラの著作権情報が表示されないようにする。 |
/recurse | コンパイルするソース ファイルをサブディレクトリで検索する。 |
/subsystemversion | 実行可能ファイルが使用できるサブシステムの最低限のバージョンを指定する。 |
/unsafe | unsafe キーワードを使用するコードのコンパイルを有効にする。 |
/utf8output | UTF-8 エンコードを使用してコンパイラ出力を表示する。 |
/parallel[+|-] | 同時実行ビルドを使用する (+) かどうかを指定する。 |
/checksumalgorithm:<alg> | PDB に格納されているソース ファイルのチェックサムを計算するためのアルゴリズムを指定する。 サポートされる値は、SHA1 (既定値) または SHA256 。 |
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廃止されたオプション |
/incremental | インクリメンタル コンパイルを有効にする。 |