ITメモ
「PC」と「周辺機器」




【PC周辺機器】「キーボード」は「有線」と「無線」、どちらが良い?

【PC周辺機器】
「キーボード」は「有線」と「無線」、どちらが良い?







はじめに


「キーボード」を「PC」と接続するときに、
「有線」と「無線」のどちらを選びますか?


「有線」と変わらない「無線」もあるし、
「OS」が起動しないと操作できない「無線」もある。



詳しくは、
下記を御覧ください。


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「キーボード」の「有線」と「無線」は、「自身の環境」で判断する


「有線」と「無線」のどちらを選ぶかは、
「自身の環境」で判断する。

「マウス」は、
どの環境でも余り変わらない。
「OS起動前」には、どれも操作できないので、
好きな「マウス」を選べばよい。

注意するのは、「キーボード」の方。

「デスクトップPC」を使用しているか、
使用していないかで、選ぶ「キーボード」は変わってくる。




「デスクトップPC」を使用していない場合

「デスクトップPC」を使用していなくて、
「Bluetooth」機能を使用できるのなら、
「複数台同時接続」ができる「無線(Bluetooth)」が良いと思う。



「デスクトップPC」を使用している場合

「デスクトップPC」を使用している場合は、
「無線(2.4GHz)」か「有線」の「キーボード」を確実に選ぶ。

「Bluetooth」は、「OS」を起動しないと利用できないので、
「デスクトップPC」でトラブル処理をするのに、
「OS」起動前の「BIOS」などの操作・設定をすることが予想できるので、
「無線(Bluetooth)」だけの「キーボード」は選ばない。

選ぶとしたら、
「有線」+「無線(2.4GHz)」+「無線(Bluetooth)」の
すべての機能が備わった「キーボード」を選ぶ。

今の流れだと、
「無線(2.4GHz)」+「無線(Bluetooth)」の「キーボード」
なのかも。
あまり商品数は多くない。


接続方式説明
有線 確実に繋がる。電池の心配もない。
「OS」起動前にも操作・設定に使える。
無線(2.4GHz) 「受信アンテナUSB」までは無線だが、その後は「有線」と同じ。
「OS」起動前にも操作・設定に使える。
無線(Bluetooth) 「複数台同時接続」はできて、「Bluetooth」対応機器は、接続設定をするだけで使用できる。
だが、
「OS」起動前には、使用できない。
「OS」起動前の「BIOS」設定などの操作には使えない。


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「接続方式」の「種類」


「キーボード」の「接続方式」は、

・有線
・無線(2.4GHz)
・無線(Bluetooth)

などがある。


接続方式
有線 有線で接続するので、確実で操作に遅れも起こりにくい。
性能差はあるが、確実。
「OS」が起動する前も操作設定に使用可能。
無線(2.4GHz) 「受信レシーバーUSB」までは無線で、そこからは「有線」と同じで、差し込むと使用できる。
「OS」が起動する前も操作設定に使用可能。
無線(Bluetooth) 「Bluetooth」機能を使用して、通信を行う。
「OS」が起動してから操作できるため、「BIOS」の設定などはできない。
「デスクトップPC」を使用していないなら、便利な「無線(Bluetooth)」。


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「2.4GHz」とは


「2.4GHz」というのは、
「WiFi」「Bluetooth」ではなく、
「規格名」もない「2.4GHzの電波」を使用した「通信方式」のこと。

「WiFi」「Bluetooth」規格も、
「免許不要」である「2.4GHz帯」を利用して「無線通信」を行っている。
送信内容が、「WiFi」「Bluetooth」の規格に沿っているかの違い。


「WiFi」「Bluetooth」も、
「2.4GHz帯」を利用して行う「無線通信」の1つ。



「免許不要」である「2.4GHz帯」を利用して「無線通信」を行っている、数メートルから100メートル程度の距離で無線通信を行う規格です1。この周波数帯は、Wi-Fiや他のワイヤレスデバイスとも共通しているため、干渉が発生することもありますが、Bluetoothは干渉を最小限に抑える技術を持っています2。

「広い範囲」での通信に向いていて、
「2.4GHz」の電波は、壁や床などの「障害物」を通過しやすく、広い範囲に届く。

ですが、多くのデバイスがこの周波数帯を使用しているため、電波干渉が発生しやすいのがデメリットとなっている。



メリット
広範囲に届く 電波が遠くまで届くので、広いエリアでの使用に適している。
多くのデバイスに対応 多くの機器「Wi-Fiルーター」「Bluetoothデバイス」などで「2.4GHz」の電波が使用されている。
デメリット
電波干渉をしやすい 他のデバイス(電子レンジ、Bluetooth機器など)と干渉しやすく、通信が不安定になることがある。


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「Bluetooth」とは


「Bluetooth」は、
「免許不要」である「2.4GHz帯」を利用して行う「無線通信」の1つ。
「Bluetooth」は、「規格名」で、
「2.4GHz帯」の電波を使用して、「Bluetooth」という規格に沿った通信内容で通信を行っている。
「1m~100m」程度の距離で「無線通信規格」。


「Bluetooth」は、「電波干渉」を最小限に抑える技術を持っていて、
「2.4GHz帯」の「デメリット」である、「電波干渉」を受けやすいことを克服している。


「Bluetooth」は、「クラス別」に可能な「通信距離」が異なる。


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「Bluetooth」の「交信可能距離」


「Bluetooth」の「交信可能距離」は、
使用している機器が、採用している「Bluetooth」の「クラス」によって異なる。

実際の通信距離は、
周囲の「環境」「障害物」に影響を受け、
表示されている「通信可能距離」よりも「短い」ことが多い。



「Bluetooth」の「交信可能距離」における「クラス別」一覧

クラス最大出力通信距離説明
Class 1最大出力が100mW約100m
Class 2最大出力が2.5mW約10m多くの「スマートフォン」「ワイヤレスイヤホン」が採用しているクラス。
Class 3最大出力が1mW約1m


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