ITメモ
「PC」と「周辺機器」




【PC周辺機器】「Bluetooth接続ワイヤレスキーボード」は「BIOS」の操作・設定ができない

【PC周辺機器】
「キーボード」の選び方







はじめに


「Bluetooth接続ワイヤレスキーボード」は、
「OS」が起動する前に、接続されないので、
「OS起動前」の「BIOS」の操作設定はできない。


「Bluetooth接続ワイヤレスキーボード」の「Bluetooth接続方式」は、 現在のところ、「OS」の機能を使用して、
「キーボード操作」ができるようになっているので、
「OS」が起動する前の「操作」「設定」に使うことができないようになっています。


詳しくは、
下記をご覧ください。


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「Bluetooth接続ワイヤレスキーボード」とは


「Bluetooth接続ワイヤレスキーボード」は、
「PC」の操作をし、文字などを入力する周辺機器「キーボード」の1種。

複数台の端末「スマートフォン」「タブレット」「ノートPC」「PC」などに、
「Bluetooth」を使用して接続し、
キーボード操作ができるようになっている。

他の端末との「接続方式」は、
「Bluetooth」という通信方式を採用していて、
近距離の「1m~100m」ほどの範囲で使用可能となっている。


「1つのキーボード」で、
複数の端末へと切り替えをすることで、
操作できるのは、とても便利。
人気で、主流になりつつあるのも納得がいく。


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「Bluetooth接続ワイヤレスキーボード」は「OS」の起動前に操作ができない


現在のところ、
「Bluetooth接続ワイヤレスキーボード」は、
「OS」の起動前に操作ができない。


「OS」を起動する設定や、「PC」の根幹的な設定変更などをする
「BIOS」などの設定には使えないことになる。
「BIOS」は、「OS」の前に動き出す「システム」の1つで、
「BIOS」が、「OS」を起動してくれている。


「スマートフォン」「タブレット」「ノートPC」などでは、
ほとんど出会うことはないが、
「デスクトップPC」を使用して、不具合が生じると、
操作することがあるのが「BIOS」など。

昔から、
PCを使用している人は、
「BIOS」を操作設定した人も多い。

だから、
「BIOS」の操作設定に使用できない、
「Bluetooth接続ワイヤレスキーボード」には、ちょっと躊躇する。



「BIOS」の操作設定を想定するのなら、
「2.4GHz」の通信機能を搭載している
「2.4GHz」と「Bluetooth」の両方接続が可能な「キーボード」を購入した方が良い。


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「2.4GHz」とは


「2.4GHz」というのは、
「WiFi」「Bluetooth」ではなく、
「規格名」もない「2.4GHzの電波」を使用した「通信方式」のこと。

「WiFi」「Bluetooth」規格も、
「免許不要」である「2.4GHz帯」を利用して「無線通信」を行っている。
送信内容が、「WiFi」「Bluetooth」の規格に沿っているかの違い。


「WiFi」「Bluetooth」も、
「2.4GHz帯」を利用して行う「無線通信」の1つ。



「免許不要」である「2.4GHz帯」を利用して「無線通信」を行っている、数メートルから100メートル程度の距離で無線通信を行う規格です1。この周波数帯は、Wi-Fiや他のワイヤレスデバイスとも共通しているため、干渉が発生することもありますが、Bluetoothは干渉を最小限に抑える技術を持っています2。

「広い範囲」での通信に向いていて、
「2.4GHz」の電波は、壁や床などの「障害物」を通過しやすく、広い範囲に届く。

ですが、多くのデバイスがこの周波数帯を使用しているため、電波干渉が発生しやすいのがデメリットとなっている。



メリット
広範囲に届く 電波が遠くまで届くので、広いエリアでの使用に適している。
多くのデバイスに対応 多くの機器「Wi-Fiルーター」「Bluetoothデバイス」などで「2.4GHz」の電波が使用されている。
デメリット
電波干渉をしやすい 他のデバイス(電子レンジ、Bluetooth機器など)と干渉しやすく、通信が不安定になることがある。


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「Bluetooth」とは


「Bluetooth」は、
「免許不要」である「2.4GHz帯」を利用して行う「無線通信」の1つ。
「Bluetooth」は、「規格名」で、
「2.4GHz帯」の電波を使用して、「Bluetooth」という規格に沿った通信内容で通信を行っている。
「1m~100m」程度の距離で「無線通信規格」。


「Bluetooth」は、「電波干渉」を最小限に抑える技術を持っていて、
「2.4GHz帯」の「デメリット」である、「電波干渉」を受けやすいことを克服している。


「Bluetooth」は、「クラス別」に可能な「通信距離」が異なる。


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「Bluetooth」の「交信可能距離」


「Bluetooth」の「交信可能距離」は、
使用している機器が、採用している「Bluetooth」の「クラス」によって異なる。

実際の通信距離は、
周囲の「環境」「障害物」に影響を受け、
表示されている「通信可能距離」よりも「短い」ことが多い。



「Bluetooth」の「交信可能距離」における「クラス別」一覧

クラス最大出力通信距離説明
Class 1最大出力が100mW約100m
Class 2最大出力が2.5mW約10m多くの「スマートフォン」「ワイヤレスイヤホン」が採用しているクラス。
Class 3最大出力が1mW約1m


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